昔を思い出す
随分昔の事だけれど、
少し思い出して書いてみようと思います。
私がお酒を飲むようになったのは
まだ10代の頃で、
実は摂食障害なんていう
厄介な病気にかかったことが原因でした。
今でこそ若い女性のアルコール依存症の原因のひとつに
摂食障害があると認知されていますが、
私の頃は全くそんな事はわかっていなくて
ただ拒食したり過食したり、
鬱になって部屋に篭ったり、
アルコールを煽っては面倒を起こす娘を
両親もどうすることも出来ず、
何度も精神科へ入院させました。
閉鎖もあったし、解放の場合もありました。
私は不思議なことに入院すると
全く問題行動なく生活出来るので、
規則正しい優等生的な生活をして
2~3か月で退院し、
また元の生活に返るという繰り返しでした。
精神科の病院には色んな人がいますが、
そこで勉強したことは・・・
薬(シンナー・覚せい剤等)はやっちゃダメだ、って事と、
精神科(特に閉鎖病棟)に入院すると
下手すると薬漬けにされて
一生出れなくなっちゃうぞ、って事。
本当にオソロシイところです(ーー;)
ま、それはさておき。
そんな事を何度か繰り返しながら、
少しずつ私の中の『依存症』という病気が
進行していたのだと思います。
と言っても、
まだ学校へも行けたし、仕事もしてましたから、
(時々フェイドアウトして、
また元気になって戻って来る感じ?笑)
何とか“普通の人”の枠の中で
踏みとどまっていたんですよね。